JIM DUNLOP / HERCO FLEX75

ピック博士

評価： 3.7◆商品レビュー
FLEXは通常のHERCOより先端が尖った印象がありますね。
とてもバランスが良くしなりもあり、弦への相性がいいと思うので、まずはこのピックで慣れていくのもアリ。
吸い付きというか、柔軟性があるからだと思うけど非常に弾き易い。

◆カッティング
ジャッ！ジャッ！と切り具合の反応が良く、カッティングはアップの時に出したいヒットポイントがあると思い、
裏を意識したアプローチだとスコーンと抜ける部分でバンドのアンサンブルにうまく溶け込める感じですね。

◆アルペジオ
一音一音が主張しすぎないのが凄く良いところで、この感じは大人数のバンド編成だと凄く重要で、
でも主張自体はピッキングのニュアンスでいくらでも出るのでフラットに出るのがかなりバランスが良い。

◆コードスイープ・ストローク
コードアプローチは指の強弱をちゃんと意識してはじいて行けばどの弦を主張させたいかがちゃんと出るので、ストレスなく弾けて綺麗に出る感じが心地よい。

◆ソロ
音の反応が良いので全体的に見てもソロに向いている感じがします。というよりソロのアプローチがバランスでいくと秀でている印象を受けたので、使いこなして欲しい！

◆その他
ピックのグリップも加工されているので滑りづらく、まさに万能です。
どこの部分をとっても良い印象が強い。それでいて主張しすぎない部分も持ち合わせているピック。